法学発祥の地であり、現代の国際ビジネスや国際法の基礎となるコモン・ローの総本山であるイギリス。その卓越した教育水準と歴史的背景から、世界中の志望者がイギリスのロースクールを目指しています。
イギリスで法学を学ぶことは、単に知識を習得するだけでなく、論理的思考力、批判的分析力、そしてグローバルに通用する弁論術を磨くことを意味します。
卒業生は法律の世界のみならず、政治、経済、国際機関など、あらゆる分野のリーダーとして活躍の場を広げています。
本記事では、世界最高峰の教育環境を誇る主要なイギリス大学と、それぞれの法学部が持つ独自の強みやカリキュラムの特色を詳しくご紹介します。

この記事でわかること
- 法学ランキング上位の名門イギリス大学5校
- 各大学の特徴や世界ランキングなど基礎情報
- 法学でイギリスが選ばれる理由5つ
イギリス法学が選ばれる5つの理由
1. 歴史あるロースクール
企業や社会で比類のない国際的な認知度を誇るイギリス大学は 世界で最も優れた教育機関として高い評価を得ており、歴史あるロースクールで質の高い法学コースを提供しています。
2. 卒業生の見通し
イギリス大学が提供する法学プログラムの学位は、国際的に高く評価されており、イギリスで学位を取得することによって 卒業後のキャリアに受けて幅広いチャンスを与えられることになります。
3. 卒業後の就労ビザ
イギリス大学では優れたプログラムと数多くのキャリアに向けたチャンスが提供されるだけでなく、就職市場でベストの仕事を見つけるための実務経験の時間が与えられる 卒業後のGraduate visaのオプションもあります。
イギリスの学士号、修士号で資格のあるコースを正式に修了し、Graduateビザの審査に通れば、卒業後2年間のGraduate visaが与えられ、その間イギリスで生活し、就職することが可能となります。博士号(PHDなど)取得の場合、3年間の滞在が可能です。
4. 移転可能なスキル
イギリス大学で法学を学ぶ学生として 身に付けられる移転可能なスキルは数多くあり、様々な分野や将来のキャリアにおいて、これらのスキルが役立ちます。
5. より短いプログラム
イギリス大学で法学を学ぶメリットの1つはコースの期間が短いことです。
通常、学士課程(LLB)は3年間、修士課程(LLM)は1年間のプログラムであり、さらに法学以外の専攻を卒業した後、法学に分野を変更して学ぶことができるコンバージョン・コースも提供されています。
短いプログラムによってキャリアやさらなる進学に早く移行することができ、時間とコストを削減することができます。
このようにイギリス大学で法学を学ぶことで、将来の法律の分野へのキャリアや進学に向けて多くのメリットがあります。
法学ランキングトップ5のイギリス大学
Guardian University Guide科目別ランキング、法学の分野でイギリトップ10にランクインしているフェア参加大学5校をご紹介します。
世界クラスの教育を提供する一流のロースクールで学びましょう。
*当ランキングは、QS世界大学ランキング(学部別)を参考にしています。
1. オックスフォード大学(University of Oxford)

オックスフォード大学(University of Oxford)は、英語圏最古の歴史を誇り、数多くの大統領や首相、ノーベル賞受賞者を輩出してきた世界最高峰の学術殿堂です。中世の面影を残す美しい都市に位置し、伝統的なカレッジ制を通じた対話型教育で知られています。
その中でも法学部は、世界をリードするトップクラスのロースクールの一つです。
学部・大学院の両課程において、法的な論理的思考(リーガル・リーズニング)への理解を深め、法的状況を批判的に分析する力を養います。
また、自身の解釈を自信を持って提示し、議論できる能力を育む教育が特徴です。卒業生は各分野のリーダーとして、世界中の法曹界のロールモデルとなっています。
2. ケンブリッジ大学 (University of Cambridge)

ケンブリッジ大学(University of Cambridge)は、800年以上の歴史を誇る世界屈指の名門校であり、これまでに数多くのノーベル賞受賞者や世界的指導者を輩出してきました。
美しいカレッジが立ち並ぶ学術都市として知られ、少人数制の指導を通じた深い知的探求を伝統としています。
その法学部が提供する学士課程は、単なる実務訓練ではなく、学問的な視点から法律の本質を深く理解することに重点を置いています。
法の歴史や社会的背景を考察しながら、論理的な思考技術や説明能力を徹底的に磨き上げるカリキュラムが特徴です。
卒業生の多くは法曹界で活躍していますが、ここで培われる高度な教養は、法律家を目指さない学生にとっても、あらゆる分野で通用する卓越した知の土台となります。
3. The London School of Economics and Political Science、LSE

ロンドンスクール・オブ・エコノミクス・ポリティカルサイエンス(The London School of Economics and Political Science、LSE)は、社会科学に特化した世界屈指の教育・研究機関であり、政治、経済、社会の各分野で世界をリードする先駆的な役割を担っています。
ロンドン中心部に位置し、国際色豊かな環境の中で、常に社会変革の最前線に立つ優秀な人材を輩出し続けています。
LSEの法学士(LLB)課程は、法律を単なる条文の暗記ではなく、社会、政治、経済に与える影響という「社会科学的視点」から深く考察するユニークなカリキュラムが特徴です。
世界的な法整備に寄与するトップクラスの研究者から直接学び、弁護士資格試験に必要な知識はもちろん、金融、政治、官公庁など幅広い分野で通用する高度な汎用スキルを習得できます。
また、ロンドンの司法地区に近い立地を活かし、現役弁護士によるプレゼンテーションや模擬裁判などの課外活動も非常に充実しています。
4. ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(University College London, UCL)

ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(University College London, UCL) は、ロンドン大学所属するカレッジの中で最大で最も長い歴史を持つカレッジであり、卓越した教育と研究で知られています。
UCL法学部は約200年間、法律の学問と研究で世界を牽引してきた、世界的に定評のある最も優れた法学部の一つです。
学生や研究者、卒業生、この分野をリードする学者からなる多様性を持つ先進的なコミュニティーがあり、法学教育の進歩と卓越性を育んでいます。
また学部、または大学院レベルでも素晴らしい学習経験を学生に提供し、留学生は、世界をリードする学者から指導を受けることができます。
法理論の卓越した基礎を学ぶだけでなく、学生主導の様々な活動やコンペティションを通じて、法の原則が実際どのように応用されるかを理解することができます。
UCLの法学部のMaster of Laws (LLM)(法学・修士課程)コースは、法律のキャリアを目指す方や、博士課程の進学をお考えの方におすすめのプログラムです。
5. キングス・カレッジ・ロンドン(King’s College London、KCL)

1829年に設立したロンドン中心部に位置するキングス・カレッジ・ロンドン(King’s College London、KCL)は優れた教育の質と最先端の研究を提供する国際的に有名な大学です。
そのThe Dickson Poon School of Lawは2世紀近くにわたり、トップクラスの法学部として世界的に認められ 法学教育の中心的な存在として知られています。
1831年に設立されたThe Dickson Poon School of Lawは、イギリスで最も歴史が長いロースクールの1つであり、その豊かな歴史は永続する卓越性の証です。そして今日、先駆的な研究と卓越した教育へのコミットメントの継続によって優れた法律家を育んでいます。
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FAQ よくある質問
イギリス 法学部:イギリス 大学 法学 コースは、通常学士課程(LLB)が3年間、修士課程(LLM)が1年間のプログラムとなっています。
Solicitor(事務弁護士)とは、法律に関わる事務を取り扱う事務弁護士のことであり、英国では法廷弁護士(バリシター)とは別に、法廷での弁論以外の法律事務を取り扱う事務弁護士の資格が認められています。
イギリス大学によって、法学部のコースの学費には差がありますが、オックスブリッジなどトップ校の学費は高い傾向があります。
しかしイギリスのロースクールで学ぶとアメリカのロースクールより留学費用を抑えることが可能です。
ご興味のある大学の法学コースにかかる費用について詳しくはStudyInへお問い合わせください。
イギリスの平均的な弁護士の収入は、年間平均50,000ポンド、時給では平均25.64ポンドです。新卒レベルの弁護士では、平均40,976ポンドの年収であり、ほとんどの経験豊富な弁護士は年間平均75,990ポンド程度の収入を得ています。
法学は、意欲のある卒業生のために素晴らしいキャリアのドアを開くことができる。非常に評価の高い学位です。
イギリスで法学を学ぶのはとてもチャレンジングであり、多くのハードワークと献身そしてコミットメントが必要とされます。しかし、多くの卒業生は、その努力が報われることに同意しています。