IELTSスピーキングテストを終えた生徒から「問いが難しかった」という感想をよく耳にします。具体的に尋ねてみると、「コンピュータについての問いだったのだけど、何も知らないからどう答えたらいいかわからなかった」というような感想が受験者から出てくることもあります。

しかし、このような感想からは設問の意図を誤って解釈していることが見えてきます。この記事では、これがどういうことか、そこから見えてくるIELTS スピーキング 対策法をご紹介します。

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IELTSスピーキング:回答の内容はスコアに影響する?

1. IELTSは知識を問うテストではない

IELTSの採点者は、受験者の英語力のみを評価していて、「どう考えるか」「何を発言しているか」は評価対象には含まれません。つまり、正確性に欠ける回答でも、あまり「賢く聞こえない」回答でも、回答に嘘を含んでいたとしても、スコアには影響してきません。

例として以下の問いと2つの回答があったとします:

Q: How do you think transportation will develop in the next 20 years?

(問い:今後20年でどのように交通機関が発展すると思いますか?)

A1: Well, I think we’ll very probably see an increase in AI controlled cars. I also believe that there’s going to be a shift towards using renewable energy to power these vehicles.

(回答1:高い確率でAI制御の車が増えると思います。それに、これらの乗り物の動力源にどんどん再生可能エネルギーが使用されるようになっていくと思います。)

A2: Well, I think we’ll very probably see an increase in flying cars. I also believe that there’s going to be a shift towards using gunpowder to power these vehicles.

(回答2:高い確率で空を飛ぶ車が増えると思います。それに、これらの乗り物の動力源にどんどん火薬が使われるようになっていくと思います。)

2. 回答1と回答2, 評価が高いのは?

回答1と回答2、どちらのほうがIELTSスピーキングにおいて評価が高くなると思いますか?

正解は、回答1も回答2も同じ評価を受けます。回答1は、AIが制御する車の増加や再生可能エネルギーへの動力源の置換など、十分起こり得そうな内容を含んでいますね。主な自動車メーカーの多くがこれらの事象が起こりうると発表しています。対して、回答2は突飛な内容を含んでいます。空を飛ぶ車の製造・出荷などの工程があまりにも複雑ですし、交通事故のリスクも高まる可能性があるため、今後数十年の間にこのような車の利用が増えている可能性が極めて低いです。また火薬は爆発性の高い物質であるため、これを車の動力源とすると作動できる前に爆発する可能性が高いです。

3. 同じ評価を受ける理由

しかし、回答1も回答2も文法的には問題はなく、文の構造もすべて同じです。「再生可能エネルギー」のほうが問いとの関連性が高いですが、「火薬」という単語は英語を母語としない話者からするとなかなか出てこない言葉なので、両方とも似たスコアになる可能性が高いです。

4. 英語で話すことに慣れる対策を

それに、もしかしたら回答2のように、本当に空を飛ぶ車が将来登場するかもしれません。この問いのように、(パート3で頻出の問いである未来に関する設問には「正しい答え」などありません。未来のことは誰にもわからないのだから、「誤った」回答をしても低く評価されることはないので、安心して臨みましょう。内容にはあまりこだわらず、とにかく話すことに慣れるように対策をして、本番に臨みましょう。

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FAQ よくある質問

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