今回はイギリス大学医学部への留学をお考えの皆様へ、セント・アンドリューズ大学医学部へ進学され、その後プログラム提携先のマンチェスター大学医学部臨床課程で学ばれている、明石晃一さんの留学体験談をご紹介いたします!
明石さんの進学されたセント・アンドリューズ大学はスコットランドの中で最も長い歴史を持つ大学であり、その卓越した教育と研究、学生満足度の高さで知られています。セント・アンドリューズ大学はランキングでも高い評価を受けており、2つの著名な2026年度のイギリス大学ランキングで、スコットランドのトップ、またイギリス2位に輝いています。またセント・アンドリューズ大学の医学部は2026年度のガーディアン大学ガイド医学分野ランキングでイギリス4位にランクインしており、充実したサポートのある教育環境で、専門家としてのキャリアをスタートするために必要なトレーニングを受けることが出来ます。
また現在、明石さんが医学部臨床課程を学ばれているイギリス北部に位置するマンチェスター大学は イギリス最大級の大学であり、質の高い教育と先駆的な研究によって、国際的な評価の高い大学です。ラッセルグループのメンバー校であるマンチェスター大学は イギリスの一流企業から最も注目されている大学の1つ(High Fliers Report)であり、医学の分野で、2025年度、QS世界大学科目別ランキングの医学部門でイギリス6位にランクインしました。
このトップクラスの医学コースを提供している一流大学2校の連携によって、質の高い医学コースを学ぶことが出来ます。それでは明石晃一さんの留学体験談をご覧ください。

医学部へ進学された明石さんの留学体験談
【明石晃一さんのプロフィール】
現在、英国マンチェスター大学医学部臨床課程3年に所属しています、明石晃一と申します。簡単に経歴をお話ししますと、東京の区立中学校を卒業後、開成高校を経て英国スコットランドのセント・アンドリューズ大学医学部ファウンデーションコースで1年間のカリキュラムを終了したのち、基礎医学課程を同大学で3年行い、現在に至ります。高校在学時に1ヶ月強アメリカのコネチカット州にあるボーディングスクールで解剖生理や数学を受講しましたが、それ以外に海外在住経験は本留学開始時までありませんでした。また、開成高校は区分としては普通高校ですので、A LevelsやIBなどを自動的に取得することは出来なかった故、ファウンデーションコースを経由して医学部に正規入学したという形になります。
最後に現在3年次に在籍しているという点ですが、セント・アンドリュースとマンチェスターの医学部は提携関係にあり、前者での3年のプログラムを修了後、後者の3年次に編入するという形式を取るというのが理由になります(注:マンチェスター大学医学部は5年次が最終年度です)。医学部の外では、プログラマーとしてソフトウェア開発を行っている他、クラシック音楽の鑑賞・演奏を趣味として楽しんでいます。
ー ファウンデーションコースと学部課程での経験を教えていただけますか?
医学部入学に向けて
通常、イギリスの大学に出願をする際は、A Levelsという試験を受け規定の成績を修める必要があります。またこれに加え、通常医学部に限っては科目の指定もあり、Biology & Chemistryは必須となっている場合が殆どです。従って、正規課程の準備段階と位置付けられるファウンデーションコースでも同様の科目を学ぶこととなります。セント・アンドリュースの場合、上記科目を専攻している学部1年生に混ざり、同じ講義・実験・試験を受けます。これに加え、医学部正規課程入学時に求められる試験の準備(e.g. 医療面接(MMI: multiple mini interviews)への準備を念頭においた医療倫理)を主にディスカッション形式で行います。この他UCAT: university clinical aptitude testという、IQテストのような試験がありますが、これについては個人で対策を行う必要があります。こちらはPassMedicineのようなクエスチョンバンクに練習問題が載っているので、ある程度パターンを掴む為にここで頭を慣らしておいても良いかもしれません。
ファウンデーションコースの授業
ファウンデーションの授業の様子ですが、私の時は教室全体に20人前後(出身地は東欧、アジア、中東地域が中心でした)で、基本的には講義形式またはディスカッション形式が取られ進行していきます。上記の生物・化学の講義や実験などは、正規課程の学生と混ざるので、数百人規模の更に大きいものが基本でした。ファウンデーションコースの中だけで見ると、自分以外は殆どがインターナショナルスクールの出身であったこともあり、基本的に全員英語は十分に流暢であったように思います。期末試験については、過去の問題が大学から公式に公開されていますし、それに合わせてチュートリアル(少人数制のインタラクティブセッション)が毎週行われるので、きちんとカリキュラムを把握し適切な進度を保っていれば問題はないと思われます。
医学部正規課程での学習について
次に医学部正規課程の話に移ります。単刀直入に言うと、ファウンデーションの時と比べると、勉強量は格段に増えます。3年間を通して各系を順番に掘り下げ、それに合わせ解剖実習が行われます。私の場合、筋骨格系→ 循環器系→ 呼吸器系→ 消化器系→ 泌尿器・生殖器系→ 神経系→ 内分泌系という順番でカリキュラムが進行していきました。1年2学期制で、1学期あたり2~3の系について学修を進めていきます。基礎医学の理論についてかなり深くまで掘り下げるので、どうしても覚えなくてはならない知識が多く、苦しんでいる学生は多いように見受けられました。また試験についても、単純な問い方ではなく、臨床シナリオに基づいた形式で問題が出される場合が多いので、それに合わせた形式で予め対策をしておくことが求められます。最終年度の最終学期は、それまでとは大きく変わり学士論文の学期となります。特定分野の教官のもと、約10週で10,000語程度の論文を仕上げます。私の場合は、独自に高速化アルゴリズムの学習などを行っていた背景もあり、トピックとしてはバクテリアのゲノム解析を行いました。
実践性の高い臨床課程
そして現在、マンチェスター大学にて臨床課程が始まりましたが、上記の基礎医学課程時に比べ更に実践性の高い知識が得られる環境となり、非常に楽しむことが出来ています。講義などはもはや殆どなく、毎日病院に詰めているような感じです。具体的には、朝であれば医師の先生について病棟の回診を行い、それ以外ではクリニックでの診療で医師の先生の横に座り、患者さんのデータを確認しつつ様子を見て必要な知識をつけていく流れになります。物理的な拘束時間が長いので、慣れないうちは疲れる日々が続きますが、ペースを掴んでくるとなんてことありません。
ー イギリス大学の医学部進学を実現するためのポイントは何ですか?
医療貢献への問い
イギリスの医学部での入試は、日本のそれとは大きく異なり、競争率の高い試験をパスできるかという他に、将来医療において自信がどのような貢献を出来るか、したいか、そして高い解像度で「良い医者とはどのような医者か?あなたにはそれに足る資質が本当にあるのか?」ということを高校生の段階で問われます。これは最初に提出する志望動機書から面接など 審査のあらゆる段階で深く掘り下げられます。私も当初はそんな事はこの段階でわかるわけないじゃないかと考えていましたが、関連する書籍を渉猟したり、機会があれば医療・福祉ボランティアなどを通して考えを熟成させることは出来るわけで、この辺りは早い段階で、抜かりなく自身の考えと方向性を言語化しておくことをお勧めします。
進学に向けた勉強
その他勉強面ですが、この辺りは日本の高校で扱う理科系科目の理解がしっかりしていれば問題はありません。専門用語は一通り英語でも言えるようにしておいたほうが良いとは思いますので、例えばA LevelsやアメリカのSATの関連科目の教科書等(これはオンラインでも買えますし、洋書が充実している書店(e.g. 新宿駅の紀伊國屋や東京駅の丸善)で色々と探すことが出来ます)をざっくり読んでスーッと読めるようになっていれば十分です。
ー 日本学生支援機構と船井情報科学財団から奨学金を取得されていらっしゃいますが、奨学金を取得するためのアドバイスをいただけますか?
どこの財団でも、募集要項のところに大概「どのような学生を求めているか?」というセクションがあります。こういうのは意外と読み落としてしまいがちですが、これを意識せず志望動機書を好きなように書いたところで応募書に書かれている自己アピールはその財団の奨学金制度の趣意に沿わない内容なわけですから、それだけで選考に不利になる可能性があります。立派な経歴、立派な成績というのはあれば当然良いですが、今まで自分がやってきたこと、自分がどんな人間かというのを、それぞれの事項と照らし合わせ、自分がその財団の財団生にどういった点で相応しいと思うのか、そこを明確に記述することが肝要だと考えます。
ー イギリスでの大学生活の様子を教えてください
学習面における普段の様子は、質問2に記述した通りです。それ以外の生活面ですが、イギリスの大学では基本的にソサエティというものがあり、自身の趣味や新しく挑戦したいことに合わせてその仲間を見つけられる場所があります(日本でいうサークルと部活の中間みたいなものです。日本の大学にいたことがないのでわかりませんが)。私の場合はComputer Science Societyに所属しており、学内のプログラミングコンテストでの問題執筆を担当したり、チームメイトと国際大会に出場したりもしました。私は入っていませんでしたが、医学部のある大学は医学系のソサエティも充実しており、例えば外科ソサエティでは定期的に「縫合ワークショップ」などを開催していました。また私はそれ以外にも、大学やその土地の環境を利用し、リフレッシュの時間をしっかりと設けるようしていました。去年までセント・アンドリュースにいた時は、そこはゴルフが有名な場所ですので、新しくゴルフを始めて医学部の同期たちと週末に打ちに行ったり、大学の音楽室でピアノやチェンバロを弾いたり、エディンバラでオーケストラを聴きに行ったりなどしていました。
ー 留学の際に弊社サービスを選んだ理由と弊社サービスを利用したメリットを教えてください
StudyIn様には、最初の大学選びからIELTSの対策、ビザの申請まで多くのご支援をして頂きました。現地の大学事情に大変詳しい方がいらっしゃったので、結果として自身が将来的にやりたいことにフィットした大学・コースを選ぶことが出来ましたし、そこに至るまでの過程での煩雑な手続きなどもお手伝い頂き、スムーズに留学を開始することが出来たと思っております。
明石さん、ありがとうございました!医学部進学に向けてどのような準備が必要か、またファウンデーションコースや医学部正規課程での違いや学習について、そして医学部進学を実現するためのポイントなどを詳しくご紹介頂き、これから医学部への留学を目指す方に大変参考になる体験談だったのではないでしょうか。明石さんに続いて、StudyInのサポートで夢のイギリス大学医学部進学を実現しましょう。
海外留学 エージェントStudyInとは?
イギリスやアイルランドをはじめ、英語圏の一流大学と提携しているStudyInは、皆様のご希望や目標に寄り添い、留学先で安心して学生生活をスタートできるようサポートを行っております。弊社は、イギリス・アイルランドの100校以上の大学から信頼される教育エージェントであり、大学や教育機関の研修を受けた専門コンサルタントが、出願から合格後の進路選択まで、皆様がベストな決断をできるよう、最適な進学先を決定するサポートをいたします。また、学生ビザ取得や留学保険への加入など渡航前の準備もサポートしております。2024年には、世界80カ国の95,000人の学生が、StudyInのサポートのもと、25万件以上の出願を成功させました。ぜひStudyInの各サービスを夢の留学実現に向けてご活用ください!
上記で紹介していただいた、セント アンドリュース 大学 医学部ファウンデーションコース、セント アンドリュース 大学、マンチェスター 大学 医学部について詳しくはStudyInにお問い合わせの上、初回無料コンサルティングをご利用ください。StudyInの東京オフィスおよび大阪オフィスでの対面での留学コンサルティングの他、皆様のご要望に応じてオンラインでのコンサルティングも可能ですので、お気軽にご相談ください。なお対面式のコンサルティングは3日前までに日程の確定をお願いしております。