スコットランドの教育の質に対する学生の満足度は高く、またスコットランド大学の卒業生は、トップレベルの就職率や進学率を誇ります。今回は、スコットランド留学にご興味をお持ちの方に、1583年に創立した世界トップ大学の1つであり スコットランドの大学で中心的存在である、エディンバラ大学(The University of Edinburgh)の教育学部、MSc Education (Philosophy of Education)コースで学び、エディンバラで就職されたR.Sさんの留学体験談・後編をお届けいたします。イギリス留学にご興味をお持ちの方、留学後のキャリアをお考えの方もぜひご覧ください!

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エディンバラ大学留学体験談(後編)

後編では、

①イギリス滞在のためのビザ取得

②イギリスでの就職活動

③イギリスで働いてみて

④イギリスでの4年半を振り返って

の4つのトピックについて、私の経験をご紹介します。

――

①イギリス滞在のためのビザ取得

私は下記のビザを取得して、学生時代も含めると計4年半イギリスに滞在しました。

  • Student Visa
  • Graduate Visa(当時は2年間の滞在が有効)
  • Youth Mobility Visa(当時は2年間の滞在が有効)

進学・留学を終えた後でもイギリスに滞在することをお考えの場合、イギリスが発行しているビザのうち、その条件に該当するものを確認することをお勧めします。その際、必ずGov.UKのウェブサイトで最新情報を確認しましょう。

私の経験上、ビザ申請・取得について、何点か注意事項があります。

(1)経済的負担:イギリス滞在のためのビザは、ほとんどの場合、申請時にビザ申請料と健康保険料のために、一括で40万円近い資金(2年有効のビザの場合)が必要になります。

(2)就労許可の確認:イギリスで勤務したいとお考えの方は、フルタイムでの就労が許可されているかを必ず確認しましょう。Graduate VisaとYouth Mobility Visaは当時でともにフルタイムでの就労が許可されていました。

(3)ビザ申請のタイミング:ビザによってビザの申請ができるタイミングや場所が異なるので注意が必要です。例えば、私の経験上、Graduate Visaは学位修了が確定した時点で、イギリス滞在中にオンラインで申請できました。私は、卒業式を待たずに10月下旬に成績処理が完了してすぐにビザを申請したので、12月上旬の卒業式までにはビザ取得が決まっていました。対して、Youth Mobility Visaは、年齢と国籍制限などがついて、さらに日本でのビザ申請が必要になりました。なので、日本への一時帰国のタイミングで手続きを済ませました。

②イギリスでの就職活動

イギリスでの最初の就職活動は、修士論文を執筆している期間(5~7月中旬)に細々と始めました。修論締切の1ヶ月前からは、論文執筆に集中するため一旦就職活動を停止し、論文提出後に家を転々としながらフルスロットルで再開しました。

就活中は、いたってシンプルに、興味のある業界の求人を多く扱う求人プラットフォームで調べて応募していました。就活のどのステージでも、大学のCareers Serviceを積極的に活用することをお勧めします。エディンバラ大学の場合、卒業後2年まではCareers Service が使えるので、情報収集のためでも、CV(履歴書)やCover Letter(志望動機書)の添削、面接対策など、より細かいアドバイスのためでも役に立ちます。経験上、侮れないと感じたのは知り合いの紹介でした。私の場合、以前関わった大学職員に紹介された求人に応募したら、オファーをもらい、卒業式より前の10月から働くことになりました。

業界にもよるかもしれませんが、正直、イギリスで就職することはなかなか難しいです。就活に挑戦したものの、アルバイトで食い繋ぐしかなく、最終的に諦めるクラスメイトや友人を何人も見てきました。私自身、2度目のイギリスでの就活のとき、オファーをもらうのに半年かかりました。ですが、せっかくの機会でもあるので「イギリスで働いてみたい」と思う方は、ぜひ根気強く挑戦してみてください。

③イギリスで働いてみて

エディンバラで働いてみて気づいたことは、(1)学生時代よりも、ローカルの人(現地で働き暮らす人)と関わる機会が多い、(2)仕事とプライベートをともに大切している人がそこそこ多い、の2点でした。イギリス国籍以外の同僚も多かったですが、その分、移民としてイギリスに住む感覚・苦悩が共有できて安心感を得られました。

他にも、いくつか注意点もあります。

(1)就労ビザの取得:昨今の世界潮流の影響を受けて、イギリスの「移民政策」が厳しくなってきています。就労ビザを取得するためには、ハードルの高い条件を満たさねばなりません。もし就労ビザが必要な場合には、交渉を早めに行うことと交渉がうまくいかない場合のプランBを用意しておくことを強くお勧めします。私も就職先の大学と交渉しましたが、長丁場の末、「現職が就労ビザの発行条件を満たさない」という理由で拒否されました。

(2)労働者としての権利を知る:特にイギリスで移民として働く場合、労働者として持つ権利を知っておくことをお勧めします。業界によっては労働組合がアクティブなところもあるので、あらゆる差別(racism, sexism, ableism, xenophobia など)やそれによる不当な処置から身を守るためにも知識で「武装」しておいて損はないと思います。

イギリスの職場環境や社会は「理想郷」でも「あらゆる面において日本よりベター」でもありません。人間関係のこじれ、職場内外での嫉妬、自己矛盾、権力欲、会社内外での政治…これらはおそらく国を変えてもどこにでも存在するのだと思います。イギリスで働いてみたい方、ぜひ理想化せず、ありのままを観察し分析してみてください。

④イギリスでの4年半を簡単に振り返って

「イギリスに住んで」というより、「Comfort zone から出て海外に一人で住み、学び、働き、一から人間関係を築くことで」得られたことはとても大きかったです。

修士課程を通して最大の学びは、「哲学する(philosophise)」ことを獲得したことにあります。私は、philosophiseを「自己そして他者・社会の『思い込み(assumptions)』、『規範』、『常識』を問い直す行為」と定義しています。これを獲得したことで、修士課程修了後も人生を変えるような出会いや学びがたくさんありました。

この経験を忘れず、哲学しながら、今後も生徒や学生と関わり、ともにさまざまな ways of being/existing, learning, living, feeling に触れながら、人として社会の一員として成長していきたいと思います。

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R.Sさん、ありがとうございました!R.Sさんの留学体験談から、イギリスのビザや就職、イギリスで働くことのリアルなど、これから留学する方たちにとってとても役立つ多数のアドバイスが得られたのではないでしょうか。2月26日開催のイベント、“日本人卒業生に聞く!エディンバラ大学での学び”では、今回体験談を提供してくださったR.Sさんのお話を直接聞くことができます!イギリス留学にご興味をお持ちの方は奮ってご参加ください。

日本人卒業生に聞く!エディンバラ大学での学び

  • 開催日時:2月26日(木)19:00pm – 20:00pm
  • 場所:東京オフィスでの対面、またはオンライン

ランキング上位&人気の高いエディンバラ大学の卒業生、R.Sさんをお招きし、留学にご興味をお持ちの方やエディンバラ大学への進学準備をお考えの方にとって役立つ、エディンバラ大学の留学体験談をお伺いします。卒業生から直接 実際の経験についてお話を聞くことができる貴重なチャンスです!皆様からのご質問も受付中ですので、聞いてみたい質問がある という方はぜひお早めにお申し込み下さい。

 

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イギリス留学ならStudyIn

イギリス留学 エージェント、StudyInの東京オフィスおよび大阪オフィスでは、経験豊富なコンサルタントが皆様の出願から渡航まで総合的にサポート致します。対面またはご希望に応じてオンラインでの留学コンサルティングもご提供しておりますのでエディンバラ大学 留学についてのご質問は、StudyInにお問い合わせの上、初回無料コンサルティングをご予約ください。なお対面式のコンサルティングは3日前までに日程の確定をお願いしております。

よくある質問

エディンバラ大学は研究で何位ですか?

エディンバラ大学は、質の高い教育と研究で知られ、2021年のResearch Excellence Frameworkにおいて、”研究力”の分野でイギリス第4位にランク付けされています

スコットランドでトップ3の大学はどこですか?

様々な有名ランキングがありますが、イギリス国内外で高い評価とランキングを誇るスコットランドのトップ3大学には 一貫してエディンバラ大学、グラスゴー大学、セント・アンドリュース大学が含まれることが多く、スコットランドの伝統的な名門校として知られています。 

スコットランドで一番美しい大学は?

スコットランドで一番美しい大学として評価されているのは、スコットランドトップ大学の1つでもあるエディンバラ大学です。またキャンパスのあるエディンバラは、ベスト学生都市ランキングで、ヨーロッパで7位、世界で15位にランクインしています